令和8年3月13日、未だ功なき身にしてかたじけなくも、木曽町立木曽町中学校で、同月で卒業される中学3年生の生徒さん達の前で、講演をする貴重な機会をいただきました。
講演では、まずは木曽の子供たちにとって必ずしも身近とまではいえないであろう「弁護士」という職業について概説しました。その後、私が東京の弁護士事務所を辞めて木曽へやってきた理由を、職業的な視点と、個人的な視点に分けて語りました。
生徒の皆さんは大変熱心に聞いて下さり、話す側としても非常に有意義な場となりました。私が地域の歴史や文化に惹かれ、研究を深めようとしているという個人的な視点から、木曽の魅力的な史跡を紹介すると、その史跡がある地区に住んでいる生徒さんたちは既に知っており、しっかりとした地域教育が行われていることを喜ばしく感じました。
途中、生徒さんそれぞれに住んでいる地域をより細かい単位で言ってもらい、その地域に存在する面白い史跡や伝承などを私が即興で答えるという時間を設けましたが、これがかなり盛り上がったように思います。私としては勉強不足も感じ、これから更に郷土史の学びを深めなければと改めて思いました。
この講演で私が生徒さんたちに伝えたかったことは、
- 木曽という地域には、外から移住してくる私のような人が現れるくらい、都会にはない魅力がある。
- 将来、都会に出るにせよ、地域に残るにせよ、木曽で育ったことに誇りを持ち、その魅力を語れるようになれば、周囲の人もあなたを魅力的な人だと感じるようになるだろう。
- そのために、木曽という環境の中でも貪欲に学びを深めてほしい。その手助けをし、都会の環境との格差を是正することは大人の仕事だから、どんどん頼ってほしいし、私も含め全力で応える。
ということでした。私の話が少しでも、生徒さんたちが将来について考え、さらにこれから大人として立派に羽ばたいていく上での手助けになったり、何か1つのスパイスのようになれば、大変嬉しい限りです。
改めまして、貴重な機会を下さった木曽町中学の先生方と、熱心に聞いてくださり、沢山の質問をしてくださった生徒の皆さんにお礼申し上げます。また、本講演をご取材くださり、同月26日付で記事にしてくださった中日新聞様にもお礼申し上げます。